3/8お母ちゃん会議報告


報告がおそくなりましたが、去る3月8日、京都伏見のそうぞう館にて「どうする?日本のお産in京都 お母ちゃん会議」を無事終えることができました。
ご参加されたかた、また、参加された方々を送り出された、ご家族、同僚の方々本当にありがとうございました。
予定の50名ちょうどの参加で、スタッフもこころゆくまで参加することができました。


ファシリテーターの熊手麻紀子さんとスタッフとの心合わせを堪能し。
本番はどーんと麻紀子さんにお任せする形に。
どんな色づけがされるかとわくわくしました。


さて、お母ちゃん会議。気持ちだけを持ちよりとても、意味ある会になったと思います。
不思議と、産科医療批判や、行政批判などが出るどころか、
自分にできることを、少しでも模索しよう、伝えたいというメッセージが浮かび上がってくるような、
そんな会でした。


ワークでブレーンストーミング
テーマは「これから産む人に伝えたいこと」


からだ編
・はやね、はやおき
・冷やさない!
・産前のからだづくり
・産後のケア(伝承の理由)
・おっぱいや赤ちゃんについて知ること
・まわり(夫や子)をケアする自分自身のケアの方法
・子どもと密着しすぎない、なるようになる!
・できないことにこだわらない。わりきる。
・人間もケモノ!死なんかったらええねん!
・笑って生きてたらとりあえずええねん!
・食べるものは気をつけて
・食事(添加物、農薬、砂・・・)体の冷えなどへの対策→体づくり
・よい食べ物をよく噛む!
・おさんは生活を整えるチャンス
・数字より自分の感覚を大切に。自分の体を感じて。
・自分の体と向き合って。わがままで。。。
・病院では不妊と言われたが、病院だけに頼らずいろんな見方をする。(指圧、鍼、東洋医療)


きもち編
・困った時は誰かを頼ってね
・自分のリラックス方法を探しておいてね
・素直な自分を出して
・感謝の気持ち、やさしい気持ちを忘れずに。
・産院は産むだけの場所ではないよ。支えてくれる場所。
・子どもに愛情を注ぐこと
・人とのつながりや出会いが大切。よこのつながり、たてのつながり。
・妊娠中からの子育て
・妊娠は気づきのチャンス!
・新しい価値観の発見を楽しむ。
・分からない事があったら言ってみようよ!!
・「大丈夫」という言葉を母として第三者としてサポートしていきたい!!
・自分を信じて!!
・気負わずに素直な自分で居てね。意見のチョイスは自分だよ(助産師さんにもむけて)
・この道のりを一緒に寄り添っていきたい人がいるよ!
・待つ事が第三者としてできる事。
・生身の仲間とつるんでみよう!
・(情報がいっぱいで)頭でっかちにならず、もっと人の意見を聞いて外側を見てほしい。
・経験者のストーリーを聞くことによって、妊婦さん、お母ちゃん両方を癒せる。
・産まれた感動、産声の感動を伝えい。幸せ。
・妊婦健診を受けてほしい。
・心穏やかでいてほしい。
・困った時に(つわりなど)大丈夫?とチェックしてあげたい。
・周りの人を巻き込んで。話せる人をつくってほしい。
・好きなこと、楽しいこと、その人のペースでみつけて。
・一番最初に受診した病院だけでなく、印象悪ければ他を選んでも。。。
帝王切開ダメじゃない!怖くない!
・バースプランもこだわって書いていい。
・病院の先生に何でも言ってもいい(どうしたいか)
・こだわりを持つことが大事
→生むスタイルは自分自身だけのことを思っていたが、お腹に目をむけるとこだわりが命をあることを大切と思えた。こだわりとはなんでもいい。「安心安全」「助産院でうむ」
・出産だけがゴールではないよ。産んだ後がスタート。困ったら助産師さんをたよって!
・自分を一番に愛してあげてね。そうすると自然に子供にも夫にも優しくなれるよ。


はじめに 好きなおにぎりの具は何?というしつもんで グループ分けをしました。
自分から 「私おかかで〜す!」「私は梅です!」と 手をあげて発言しながら 会場中入り交じって 仲間を探す事。
少数意見も 「しゃけとツナは魚だから同じやね」と合流したり。
仲間を求める 能動的なアクションが グループ作りにつながる過程そのものを体験しました。


8つほどのグループに分かれてそれぞれのグループででた言葉をみんなに伝わるように、模造紙に書きこみ発表。
上記はその羅列をそのままテキスト化しましたので、
解説が必要なものもありますが、ご了承を。


からだについてのメッセージで盛り上がった、グループ。
医療機関とのやりとりでのことで盛り上がったグループ。
出産体験に聞き入っていたグループ。


様々でした。


いろんなグループで引き出していった言葉。
正解もないし、間違いもありません。
体験からの言葉たちに、説得力がありました。


グループの中で、光る言葉を発言したかたを皆に紹介し、個別に語っていただき、
正解はない、とはいえ、
漠然と「月の車座」を続ける中で、見えてきたもの、感じてきたことを
皆で共有できたと感じた、会でした。
まさに、大きな「車座」だったねえ。
そんなことをかみしめて帰路につきました。
参加されたみなさんは、どんな帰り道でしたか?
今後の車座に参加して、感想を伝えに来てくださいね。